2014年 05月 13日
レディベス(帝国劇場) |
2014/04/26/M
冒頭、円盤状の舞台で占いをするアスカムの姿に、数年前に観たあの作品が脳内をよぎり・・・。
それは杞憂に終わり(笑)よかったですが。
歴史の認識が浅いので、最初の説明のような歌を聞くまで、これが大英帝国のエリザベスの話とはまったく意識せず・・・・。エリザベートもエリザベスも一緒の自分に呆れてみたり・・・。
登場人物それぞれのキャラクターがはっきりとしているので、物語はわかりやすい。
女性陣が素晴らしく歌えるので心地よかったです。
特に地声でしっかりと歌いきった吉沢さん、感情をこめ魅了する和音さん。
うーん、吟遊詩人ロビンとの恋愛模様・・・。
これはフィクションですが、王家の義務に縛られたベスが自由奔放なロビンに惹かれる・・・と、正反対の設定にしたのであるとは思うのですが・・・・あまりに唐突すぎて、あまりに現実感なく、そしてあまりにロミジュリ的な演出に・・・・いやぁいやぁいやぁ、それってどうよ?になってしまって。
育三郎くんがどうということではなく、ロビン自体の設定が安易だったように思います。
反面、フェリペ@平方くんは、爆笑するほどよかった。(ほめてます)
あれだけキャラ立ちしていたら、本当に面白い。
素晴らしいドレス、最後の戴冠式のドレスは豪華絢爛で、エリザベスカラーってこれなのね!と。
(犬のエリザベスカラーしか知らない)
花總まりさんはドレスの着こなしもさすが。
きっとほかのキャストも素晴らしいに違いない。
でも、また観てみようというほどには思えず・・・・・。
なにより帝劇は本当に広すぎて、客席が遠くて好きじゃない。
作品どうこうより、そのことが私には問題(笑)
by mikan-lime
| 2014-05-13 18:17
| 観劇メモ