2014年 09月 19日
그날들 ~ Story ~ その1 |
그날들 …… あの日々(その日々)
この創作ミュージカルは、韓国の国民的フォーク歌手、김광석(キム・グァンソク)氏の曲で綴られたジュークボックスミュージカルです。ストーリーと歌詞は必ずしも一致してはいないのですが、大統領専用SPという特殊なモチーフを20年の時を行き来する斬新なストーリと、大胆な楽曲アレンジで描いた秀作です。
<2013年初演時の内容・ネタばれあり>
◆ 1幕 ◆
2012年
韓中修好20周年記念イベントを控え、準備中の青瓦台。
大統領警備員、特に警備部長のジョンハクは眼光鋭く、ピリピリとしていた。
そのとき、料理長が、大統領の娘・ハナと警備員・テシクの姿が見えないと報告にくる。
まるで20年前の出来事のように・・・・・彼女とムヨンが消えたあの日のように・・・・。
1992年
警備訓練所では厳しい訓練が行われていた。
射撃の名手であるジョンハクは、さらにうわてのムヨンと出会う。
天才肌のムヨンはすべてのことに秀でており、ふたりは良きライバル&親友となる。
首席で卒業したムヨン、次席のジョンハク。
ふたりに最初の警備の仕事が与えられる。
建物に軟禁状態にある、「彼女」の護衛である。
2人のコミカルなやりとり・・・ムヨンがジョンハクをからかいながら歌われる
「너무 깊이 생각하지마(そんなに深く考えないで)」はこのあと、大きなキーワードになります。
聡明で美しい彼女に二人は好意を持つようになる。
2012年
図書室に大統領の娘・ハナがやってくる。
20年前に残された1冊のノートに興味があるが、厳しい司書はそれを見せてくれない。
幼いころから居場所を確認されて「ヨギヤ!(ここよ)」と返事していたため、それが彼女の愛称になっている。
常に警備員のテシク・サングの凸凹コンビに監視される生活に、ハナはすっかり嫌気がさしていた。
高校の教室。大統領の娘として時別扱いされているために、クラスから孤立しているハナ。
親友のスジはそんなことは気にしていないが、自分の父親・ジョンハクが大統領警備員の部長であることはハナに隠している。それはハナが付き合いずらくなるだろうというジョンハクの配慮からであった。
2人はヴァイオリンの才能があり、もうすぐコンクールに出場することになっている。
不良っぽい先輩がハナに楽譜を渡しに教室を訪ねるが、テシクとサングは勘違いし先輩をねじ伏せてしまう。
そのことによって、ますます孤立してしまうハナ・・・・・・。
・
・
・
・
ハナとテシクはどこに消えたのか???
ジョンハクはテシクのパートナーであるサングを責める。
その時、サングは扉に書かれた落書きをみつける。20年前にムヨンが書き記した落書き・・・。
ジョンハクの脳裏に20年前の記憶がよみがえる。
1992年
自由な雰囲気のムヨンと、馬鹿正直大真面目のジョンハクペアの彼女の護衛は続いていた。
その時、部屋から彼女の悲鳴が!
飛び込んでみると窓から落ちそうになっている!!!!
あわてて助ける2人。
ずっと軟禁生活で外出できない彼女が、窓から見えた映画を見たくて乗り出したからであった。
事情を知ったムヨンは鏡を利用して見えるようにする。
彼女は映画の音楽が好きだった。
彼女が苦い薬を飲むために・・・・と桜の実を取るジョンハク・・・。
3人の距離は少しずつ縮まっていく。
ジョンハクが水をもらいに食堂に行くと・・・。
気のいい料理長のところに警備員仲間が集まり、宴会中。
料理長は、まっすぐなジョンハクが気にいっていて、司書と見合いをさせようと引き合わせる。
服の上に座ってしまったために、第一印象から互いに最悪の2人。
仲間たちの悪ノリもあり、ふたりはしっかりカップルに仕立てられ、成り行きでキスまでしてしまう。
司書はカンカンに怒ってジョンハクに「責任とって!!!」と胸のバッチを引きちぎり行ってしまう。
やっとのことで水をもらったジョンハク。
ムヨンと彼女のもとへ戻ると・・・・・2人のただならぬ姿を目撃してしまう。
2012年
コンクールで。
スジの演奏が終わり、ハナの番がくる。
ハナはヴァイオリンの才能も豊か。
結果は優勝でスジの名前が呼ばれたが、すぐに手違いと訂正されてハナが呼ばれる。
ショックで会場を飛び出すスジ。
やっぱり特別扱いなんだとクラスメイトに皮肉を言われるハナ・・・・・。
1992年
喫煙所での秘密の会話・・・・。
彼女・・・・身元不明の彼女の正体。
それは通訳であった。
韓国と中国との修交条約。その通訳に関わった彼女はあまりにも多くを知りすぎてしまったため、軟禁されていたのである。しかも、知りすぎてしまったために・・・・抹殺されようとしているらしい。
そのことを立ち聞きしてしまったジョンハクとムヨン。
ムヨンはいたたまれず走り出す。
2012年
優勝したのにみんなから祝福されないハナ。
泣きじゃくる彼女の孤独を知るテシクはなんとかなぐさめようとするが、うまくいかない。
スジが居ないことを知ったハナは家を飛び出し、テシクもハナを追いかけていく。
1992年
不安を感じている彼女のもとに駆けつけるムヨン。
彼女の手をとり、図書館の窓から脱出する
2012年
図書室でハナとテシクの行き先を探すジョンハク以下警備員たち。
そのとき、サングが古いノートに書かれたムヨンと彼女の落書きを見つける。
ジョンハクは20年前の彼女とムヨンの失踪を思い記憶がフラッシュバックする。
逃げるムヨンと彼女、追いかける兵隊たち
銃で撃たれるムヨン
逃げるハナ、追いかけるテシク
ジョンハクの「그날들」熱唱で、1幕終了
この創作ミュージカルは、韓国の国民的フォーク歌手、김광석(キム・グァンソク)氏の曲で綴られたジュークボックスミュージカルです。ストーリーと歌詞は必ずしも一致してはいないのですが、大統領専用SPという特殊なモチーフを20年の時を行き来する斬新なストーリと、大胆な楽曲アレンジで描いた秀作です。
<2013年初演時の内容・ネタばれあり>
◆ 1幕 ◆
2012年
韓中修好20周年記念イベントを控え、準備中の青瓦台。
大統領警備員、特に警備部長のジョンハクは眼光鋭く、ピリピリとしていた。
そのとき、料理長が、大統領の娘・ハナと警備員・テシクの姿が見えないと報告にくる。
まるで20年前の出来事のように・・・・・彼女とムヨンが消えたあの日のように・・・・。
1992年
警備訓練所では厳しい訓練が行われていた。
射撃の名手であるジョンハクは、さらにうわてのムヨンと出会う。
天才肌のムヨンはすべてのことに秀でており、ふたりは良きライバル&親友となる。
首席で卒業したムヨン、次席のジョンハク。
ふたりに最初の警備の仕事が与えられる。
建物に軟禁状態にある、「彼女」の護衛である。
2人のコミカルなやりとり・・・ムヨンがジョンハクをからかいながら歌われる
「너무 깊이 생각하지마(そんなに深く考えないで)」はこのあと、大きなキーワードになります。
聡明で美しい彼女に二人は好意を持つようになる。
2012年
図書室に大統領の娘・ハナがやってくる。
20年前に残された1冊のノートに興味があるが、厳しい司書はそれを見せてくれない。
幼いころから居場所を確認されて「ヨギヤ!(ここよ)」と返事していたため、それが彼女の愛称になっている。
常に警備員のテシク・サングの凸凹コンビに監視される生活に、ハナはすっかり嫌気がさしていた。
高校の教室。大統領の娘として時別扱いされているために、クラスから孤立しているハナ。
親友のスジはそんなことは気にしていないが、自分の父親・ジョンハクが大統領警備員の部長であることはハナに隠している。それはハナが付き合いずらくなるだろうというジョンハクの配慮からであった。
2人はヴァイオリンの才能があり、もうすぐコンクールに出場することになっている。
不良っぽい先輩がハナに楽譜を渡しに教室を訪ねるが、テシクとサングは勘違いし先輩をねじ伏せてしまう。
そのことによって、ますます孤立してしまうハナ・・・・・・。
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ハナとテシクはどこに消えたのか???
ジョンハクはテシクのパートナーであるサングを責める。
その時、サングは扉に書かれた落書きをみつける。20年前にムヨンが書き記した落書き・・・。
ジョンハクの脳裏に20年前の記憶がよみがえる。
1992年
自由な雰囲気のムヨンと、馬鹿正直大真面目のジョンハクペアの彼女の護衛は続いていた。
その時、部屋から彼女の悲鳴が!
飛び込んでみると窓から落ちそうになっている!!!!
あわてて助ける2人。
ずっと軟禁生活で外出できない彼女が、窓から見えた映画を見たくて乗り出したからであった。
事情を知ったムヨンは鏡を利用して見えるようにする。
彼女は映画の音楽が好きだった。
彼女が苦い薬を飲むために・・・・と桜の実を取るジョンハク・・・。
3人の距離は少しずつ縮まっていく。
ジョンハクが水をもらいに食堂に行くと・・・。
気のいい料理長のところに警備員仲間が集まり、宴会中。
料理長は、まっすぐなジョンハクが気にいっていて、司書と見合いをさせようと引き合わせる。
服の上に座ってしまったために、第一印象から互いに最悪の2人。
仲間たちの悪ノリもあり、ふたりはしっかりカップルに仕立てられ、成り行きでキスまでしてしまう。
司書はカンカンに怒ってジョンハクに「責任とって!!!」と胸のバッチを引きちぎり行ってしまう。
やっとのことで水をもらったジョンハク。
ムヨンと彼女のもとへ戻ると・・・・・2人のただならぬ姿を目撃してしまう。
2012年
コンクールで。
スジの演奏が終わり、ハナの番がくる。
ハナはヴァイオリンの才能も豊か。
結果は優勝でスジの名前が呼ばれたが、すぐに手違いと訂正されてハナが呼ばれる。
ショックで会場を飛び出すスジ。
やっぱり特別扱いなんだとクラスメイトに皮肉を言われるハナ・・・・・。
1992年
喫煙所での秘密の会話・・・・。
彼女・・・・身元不明の彼女の正体。
それは通訳であった。
韓国と中国との修交条約。その通訳に関わった彼女はあまりにも多くを知りすぎてしまったため、軟禁されていたのである。しかも、知りすぎてしまったために・・・・抹殺されようとしているらしい。
そのことを立ち聞きしてしまったジョンハクとムヨン。
ムヨンはいたたまれず走り出す。
2012年
優勝したのにみんなから祝福されないハナ。
泣きじゃくる彼女の孤独を知るテシクはなんとかなぐさめようとするが、うまくいかない。
スジが居ないことを知ったハナは家を飛び出し、テシクもハナを追いかけていく。
1992年
不安を感じている彼女のもとに駆けつけるムヨン。
彼女の手をとり、図書館の窓から脱出する
2012年
図書室でハナとテシクの行き先を探すジョンハク以下警備員たち。
そのとき、サングが古いノートに書かれたムヨンと彼女の落書きを見つける。
ジョンハクは20年前の彼女とムヨンの失踪を思い記憶がフラッシュバックする。
逃げるムヨンと彼女、追いかける兵隊たち
銃で撃たれるムヨン
逃げるハナ、追いかけるテシク
ジョンハクの「그날들」熱唱で、1幕終了
by mikan-lime
| 2014-09-19 09:16
| ミュージカル